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浅草岳と内緒にしたい山
(メールからの抜粋編/’01.04.14〜15の記録)
山ボケねこです。ご無沙汰です。 1,2月に会津、安達太郎、3月に八甲田、4月には奥只見へ。
4月14日(土)、15日(土)に小出の奥の浅草岳と黒姫(北信5山のではない)に日本山岳会のアルパインスキークラブで行ってきました。浅草岳は2年前に村おこし大会で行きましたが、宿は同じ音松荘でした。新聞でも大きく報道されたように、ご主人は昨年6月に、浅草岳の遭難の救助隊で入山中に雪崩による二重遭難事故で亡くなられたのでした。
浅草岳(1586m)は2年前とほぼ同じコースでしたが、天候がよく、その分、楽しめた。それにしても、暑く、私は冬の下着にタートルネックのシャツだったので汗まみれになってしまった。女性は下着だけになれないので大変。2年年同様にムジナ沢をつめていって、そのまま源頭を左に上るのかと思っていると、その手前の、2年前に下山に使った狭い沢筋の急坂を登りはじめた。ぎょっ。ここで、隊は見事にばらけてしまい、10時40分に尾根へ抜けたものの、そこで後続を待ちがてら30分の休憩。で、体が冷えてしまい、あとはもう、がむしゃらに、ひたすらに、やけくそに尾根道を越え、前山をトラバースし、頂上へ。12時40分着。下りは同じ道を下って、前山からは1時間10分で
宿へ帰着。
黒姫(1368m)は破間川の谷をはさんで浅草岳の対岸の山。幅広い雪の川原(下黒姫沢)を2時間くらい遡行して、源頭部の広いカール状の谷を這い上がる。中断で一休み。ここからのカール状の谷の風景は大きく、1班がトラバースしている姿が小さく眺められた。10時頃から浅草岳のヘリツアーの客を運ぶヘリの音が背後に響いていた。私は本日は薄着だったので、30分も休むと体が冷えそうだったので、前の班の後ろについて一足先に出発させていただく。女性陣2名も後に続く。大きくトラバースして稜線へ抜けると、むこうの国からの風にクーリングされる。左手の守門山頂への尾根のラインが日本離れした絵画的美しさだ。そこからナイフリッジぽい尾根が東へ続く。尾根のアップダウンをこなして、遠望されていた広くのびやかな頂上へ到着。黒姫は守門の東の尾根の突端にあるピークなのだ。12時25分着。頂上からは浅草岳、守門岳ほか上越の山々が360度にながめられた。微風快晴で絶好の春スキー日和。のどかな山頂の休憩を堪能した。標高は浅草岳よりも218m低いわりに距離は長かった。下山に1時間40分かかり、中休みした。2日間とも朝7時から午後2時半過ぎまでよう歩きましたです。
当初は守門ではなく黒姫と聞いて、正直いって、“何故そのような無名の山へ行くのかなあ(やだなあ)”と思いましたが、スケールといい、変化に富んだコースといい、眺望といい、すばらしい山で、ミニオートルートみたい。奥深いすんばらしい山で、あまり人に教えたくないくらい。土地の人の案内でこそ可能なルートで、思わぬ穴場です。
また、初日の標高差1100m、2日目900mで、久しぶりにみっちりしごかれた気がしました。ところで、このツアーのメンバーは約40名で、70歳台数名を含み、平均年齢はどう考えてみても62,3歳なのです。初日3名、2日目は
1名を除き、そろってこんなコースをするのだから、これはギネスものだんねえ。
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